死にたいと思っている人たちが
自分の気持ちを投稿することのできる
サイトがありますね。
私は辛い時にそのような場所を
のぞくことがあります。
主に自分に近い世代(40代50代)を
選んで読んでいます。
みんな生きづらさを抱えながら
何とか過ごしているんだなぁ…
自分だけじゃないんだ、と思うと
やはり慰められるんですよね。
それと同時に、とても胸が痛みます。
みんなこれほど辛い思いをしてきているのかと。
だからこそ自殺願望があるわけですが、
信じられないような凄絶な経験談が本当に
多くてm(__)m
子供の頃から虐待やいじめに遭い続けてきた人。
家庭で激しいDVを受けているが
別居できない事情がある人。
発達障害があり社会や組織になじめず
孤立している人など、事情は様々です。
読みながら涙が出て、投稿者さんが
少しでも楽な状態になっていますようにと
祈るような気持ちになります。
それに比べたら私はだいぶ恵まれた環境に
いたのだなと思いました。
子供時代も、父は壊滅的でしたが
母が善良で優しい人だったので
助かりました。(過去形ですが母は存命中)
自分の場合、
父が家に居つかないタイプだったので
救われました。ほとんど接触がないので。
居つくタイプの毒父だと大変ですね。
父親は自分の家なわけですから
居つくタイプがほとんどだと思いますが>_<
子供には難しいと思いますが、毒親とは
できる限り距離を取り、逃げてほしいと思いますm(__)m
一番身近な人が鬼だと、子どもは生き地獄に
なってしまいますよね(>_<)
場合によっては大人になってからも。
ですから母には本当に感謝しています。
しかしながら、恵まれているとはいえ、
自分が辛いと思ったら、その辛さを
否定してはいけないとも思っています。
自分の気持ちは気持ちですから
そのまま受けとめたいです。
投稿の中には、まるで「自分が書いたのでは」
と思うようなものもあるのです。
「わかる、わかるよ~」と深く頷きながら
読みました。
また、妻も子供も仕事もありながら
死にたいと思っている方もいました。
家庭に不和はないものの、
過去からの自分の不甲斐ない人生に苦しみ、
家族のためにも死んだほうが、と。
このような辛い話や、ニュースを聞く度にいつも
トルストイのあの言葉を思い出すのです。
幸福な家庭はどれも似たものだが、
不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである
後半はそうだよねと納得しつつ、
前半は本当にそうなのかな?と思う部分もあって。
幸福な家庭ってどれも似ているのでしょうかね?
もし本当にそうなら、なぜなんだろう。
自分から話題に出しておいてなんですが
今ここでは幸福は掘り下げたくありません。←ワガママ
でも自分の中で分析してみたいです。
(有名な名言なので、文化人・有識者によって
分析されつくしているのでしょうが)
これって『アンナ・カレーニナ』の中の一節
だったと思います。
なので、これだけ取り出すよりも
この小説を読むのが一番トルストイさんの
主旨が理解できるのだと思います。
名作なので、読んだことのある人も多いかも
しれませんね。
私はロシア文学が非常に苦手で、まだ未読なんです。
トルストイじゃないですが、
『カラマーゾフの兄弟』も大変苦労しましたから💦
↓↓『カラマーゾフの兄弟』を読んだ
感想のようなものです♪♪ 犯人はだれだ??笑
butterfly-blink.hatenablog.com
投稿サイトを読んで思いました。
死にたい辛い思いがあっても
それを文章にすることで、客観視することが
できる。自分自身から出来事や感情を
切り離すことができます。
もうそこには、ただ傷つくだけの自分はいません。
出来事や感情を外から眺めることができる
パワーアップした自分がいるのです。
それこそが癒しの第一歩なのだと実感しました。
そして投稿し誰かに読まれることで
思いを共有し、知らない誰かとつながることが
できるんですね。
私もこのブログと、読んでくださっている方が
いなければ、今までまともに生きられたかどうか。
皆さん、本当にありがとうございますm(__)m