蝶のまばたき

もう死にたい、消えたい・・・無職アラフィフ独身女の雑記帳

〇〇の限界に挑戦!

本日、名画座

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

見てきました。

昨年2023年に公開されたそうですが、

なんと所要時間約3時間半👀!

 

インド映画『RRR』を越えてきました~

あちらは3時間でした。

主人公たちが大英帝国と勇敢に戦っている間、

自分はひたすら尿意との闘いでしたわ💦

 

そんなわけで、さらなる高みをを目指して

膀胱の限界に挑戦です!!

(汚い話ですみません・・・)

 

 

映画を見た感想です。

※ネタバレが少しでも嫌な方は

ここから読まないでくださいね。

 

いつも映画を見るときに、できるだけ

事前情報を入れないようにしていますが

想像した内容と違っていました。

 

「インディアン先住民の殺害事件」という事だけ

知っていたので、土地や利権をまるごと

奪いとるためのジェノサイドかと思っていたのです。

 

しかしそうではなく、一人ずつ標的にされて

殺されていく連続殺人事件でした。

被害者はインディアンで、白人による殺害といえば

そうなのですが。

※ちなみに事実をもとにしている作品だそうです。

 

舞台は1920年代のオクラホマ州。そこには

オーセージ族というインディアン先住民がおり

ある日彼らの居住地域で石油が発掘されました。

すると一夜にして、彼らの生活がガラッと

変わってしまうのです。

莫大な富を手にしてしまったのですね(>_<)

 

富自体が悪いわけではありませんが…

そうなると、この地域がどういう展開になるか

想像がつきますよね?

白人が放っておくわけがありません。

 

仕事や富を求めて、たくさんの人たちが

やってきます。

石油が出れば関連の産業が発達し、

人手が必要になりますしね。

(雇用が増えれば人口が増え、それに伴い

他の様々な業界も発展しますよね)

 

しかし皆が皆「オレ、一所懸命がんばるっ💪」

とオイルにまみれて発掘現場でコツコツ働く人

ばかりではありません。

時代のせいもあるのか物騒な感じで。

欲で悪に手を染める人も出てきます。

オセージ族に近づき、うまく操りながら財産を強奪。

そのためには殺人すら厭わないという人たちが(>_<)

 

というのが映画の背景です。

 

インディアン=迫害されている人、

      (金銭的に)貧しい

 

というイメージだったので、

裕福なインディアン先住民という存在に

驚きました。

白人の住むような大きい家に住み、

白人の運転する車で移動する。

そして家には白人のメイドがいたりするのです。

 

やはり何事もステレオタイプで考えては

いけませんね。

インディアンでも色々な部族があり、

それぞれにたどってきた道が違うようです。

さらに、それぞれの部族の中でも、

人々のあり方は様々なんだと思います。

 

ただ、あくまでもこの映画を見ている限りですが

富を手にしたオセージ族が

幸せそうには見えませんでした。

彼らが次々殺されるストーリーですから

当然かもしれませんが。

 

白人文化における「裕福さ」を導入しても

オセージ族にとって、本当に裕福なことなのか。

精神的には不安定なように見えました。

でも状況的に白人文化を全く拒否することは

難しいですよね。

 

この映画には

ロバート・デニーロが出演しています。

この映画の前に見たデニーロが

マイ・インターン』という映画での彼でした。

数年前にテレビで放映していたんです。

 

今回の役が前回見たのと違いすぎたためか、

はじめデニーロだと気付きませんでした。

キャストに名前があったけど、いつ出るんだろう?

と思っていたら、「あ、この人物か!」と。

 

あと、主役はレオナルド・ディカプリオ

デニーロの甥。デニーロの悪事にほぼ、

がっつり加担するんです。

カラマーゾフの兄弟」に出てくる

長男のドミトリーみたいな直情的人物。

ウスノロ風味もあり、完全に悪にはなりきれない。

 

ところで、どうでもいいことですが

気になったのが、ディカプリオの口角です。

上のポスター写真を見るとわかる通り、

あからさまに「への字」に下がっています。

一時的ではなく、映画中ずっとこの口角なんです。

しゃべるときはもちろん変わりますが。

 

これは役作りで人工的にそうしているのか

加齢で自然にそうなったのか

よくわかりませんでした。

 

 

個人的な挑戦については

ノンストップで無事に3時間半を

終了することできました(*^^*)

ほとんど飲まず食わずで映画館に行ったのと

温かくしていたことが良かったようです。

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。