先週になりますが、
久しぶりに映画館に行きました。
前回映画館に行ったのが、2018年公開の
『ボヘミアン・ラプソディ』ですから
実に5年ぶりです。
(そのまた前回といえば、もっと長い空白
だったはず)
そもそも私は映画館どころか
DVDやネット配信などでも
映画自体をそんなに見ません。
映画が好きではないからです。
なぜ好きではないか少し考えてみました。
一つは
①映画好き(を自称する人)、
批評する人がエラそうだから。
これは私の偏見なのでしょうかね。
雑誌などで批評コーナーがありますよね?
それがどうもエラそうな雰囲気で嫌でした。
それでいつしか映画も嫌いに。
もう読まないことにしていますが
間違ってちらっと目を通してしまったとき
やっぱり何か口調がエラそうなんですよね。
どうしてそう思うのか理由を掘り下げたいと
思いつつ面倒な自分です(←コラコラ…)。
あと、他の人がどう感じるかは
どうでもいいですからね。
大事なのは自分がその作品を見て面白いか、
どう感じるか、です。
「批評」というスタンス自体が嫌なのだと
思います。
二つ目の理由、
②いわゆる「濡れ場」が嫌い
特に男性は「えっ?」と思われるでしょうか?
唐突に出てくる性行為のシーンが嫌なんです。
ストーリー上どうしても必要ならば
仕方ありませんが、そうでないのに出てきたり
することがあります。
美男美女だったとしても、
決して美しいものではありません。
「なぜこんなもの見せられなければならないのっ」
と損した気分になるのです。
におわせる所まででいいのでは?と。
だったらその尺の分もっと重要なエピソードを
入れてほしいと思ってしまいます。
そういうものが見たい人はそれ用の映画なり
を見ればいいでしょうに、と。
※ええ、ええ、わかっています。
話題と(主に男性)客を呼ぶためですよね。
週刊誌のエロ記事とか袋とじと同じ…。
三番目は完全に個人的な理由で
③疲れるから
なんとも身もふたもない理由ですね💦
私はすごく感情移入の激しい人間なもので、
キャラクターや世界観にたっぷり、どっぷり
浸ってしまうんです。
子供のころの例でいえば
カンフー映画を見れば、腕立て伏せを始めたり
ヤクザ映画を見た途端、肩で風を切りながら
歩くというようなことは当然やっていました。
大人になると感情の方メインになりますが
見終わったあとの精神の消耗が激しくて
大変なんですよね。
連続ドラマでしたらストーリーが
少しずつ進みますが、映画だと超特急ですから。
それで映画は見なくなっていきました。
最後の理由
④つまらないから
身もふたもない理由パート2、
になってしまいました。
これは近年の日本映画ですね。
魅力を感じるものがないですね。
なんか全体的に画面が暗いというか、
セリフもボソボソとしていませんか?
そして同じような俳優さんばかり
キャスティングされている感じもあります。
私はたくさんは見ていませんが、
いくつか見た上でそう思った次第です。
それとも私が面白い作品に当たっていない
だけなのでしょうか?
あっ、前置きが長すぎました!
5年ぶりに映画館に行った話でした!
何の作品を見たかというと、
『RRR』というインド映画です。
世界で大人気の映画で、日本でも昨年10月から
ロングランで公開され続けている作品です。
私はYouTubeでこの作品を知ることができました。
作家の百田尚樹さんのチャンネルで
※お二人とも無類の映画(や本)好きのようで
古い映画の話など、自分が知らなくても楽しく
聞かせていただきました(*^^*)
この『RRR』の舞台は
ある森から一人の少女が英国軍により連れ去られます。
その少女をがんばって奪還するお話なのですが・・・
とにかく戦闘、暴力シーンが多いです。
私は残酷なシーンが本当に苦手で
半分以上両目を手で覆いながら見ていました💧
「ア~」「ウ~」とつぶやきながらシートに
うずもれるようにして(>_<)
※以前『仁義なき闘い』一作目を
出だし2分程でギブアップした過去あり。
途中恥ずかしくなり、近場を見回したところ、
みんな平気の平然で見ているようでした。
もうビックリでしたよ・・・👀
それでも大変面白い作品で、
3時間という長時間ながら一瞬も
ずっとこの世界に浸っていたい思いでした。
終わってほしくないと思いました。
正直、主人公の男性二人、ビームとラーマに
会いたいので、また映画館に行きたいのです。
ただ、またあの暴力シーンをたくさん
見なければいけないと思うと(>_<)
そして、内容が内容ですし、友人もほぼいないので
一緒に行ってくれそうな人が思いつきません。
なんでもいいからビームとラーマに
会いたいよ~~(>_<)
『RRR』はそんな映画です✨
(ってどんな映画だっ!?)
お読みいただき、ありがとうございました。