蝶のまばたき

もう死にたい、消えたい・・・無職アラフィフ独身女の雑記帳

『わたしは模範囚』

今日で、ブログ開設後

毎日更新を2週間達成しました!!

2回目の奇跡です✨

 

この場所は、

あのリンカーン氏の名言フレーズを借りるなら

「自分の、自分による、自分のためのブログ」

と言えるでしょう。(彼のスケールや精神とは程遠い…)

 

エゴしかない、自分の存在を確かめる為だけの

しょーもない雑記帳ですから。

 

しかし、今の私にとって、ここだけが生命線

これを書いていることが生きている証

最後の砦、唯一の希望です。

 

無職・ニート状態は働かないし何もしないから

ラクだとお思いでしょうか?

いえいえ、かなりの地獄です。

 

就労も経験している私からすると

仕事をしているも、していないも、どちらも地獄

だと思います。(どっちもかよ…💦)

 

ただ、働いているほうが無職であるより

ほんの少し気持ちがラクであるという

わずかな差があるだけです

 

さて、逆もまた真、という論法を用いるなら

仕事をしているも、していないも、どちらも地獄」であれば、

     上の逆である

仕事をしているも、していないも、どちらも天国

 も成り立つんですよね。

 

どのような条件であれ、天国にいるように感じる

ことができれば、もうこれは本当に無敵なわけです。

 

話が飛びますが、

前職・訪問介護の仕事の前に、2年半ほど

老人介護の施設で就労したことがありました。

 

施設のヘルパーも、現場はギリギリの人手ですから

ほぼ動きっぱなしの体力勝負です。

夜勤もあり、徐々に疲労は蓄積していきました。

 

また、性格のきついスタッフが多く

いつ頃からかは明確に覚えていませんが、

心身ともに限界に来ていました。

 

その時にすぐ退職へと進めず、少し悩んだ後

自分である延命策を編み出しました。

 

名付けて『わたしは模範囚』というものでした。

 

私はある犯罪で刑務所に入っていましたが、品行方正。

刑務工場では、毎日まじめに作業を行っていました。

他の人が嫌がるような仕事も、

拒まず喜んで引き受けていました。

 

そんな姿勢が刑務官の目に留まったのでしょう。

「最優良特別模範囚」として、試験的にある期間

塀の外=一般社会での就労許可が出ました。

 

場所は老人介護の福祉施設です。

前科があることは、施設長以外には明かされず、

待遇も他のスタッフとほぼ変わりません。

 

住まいは、刑務所が契約している普通のアパート、

「最優良」の模範囚なので、特別な監視もなく

定期的にメールで様子を知らせるだけでした。

 

  ※専門的な知識は全くなかったので、

   都合よいおおざっぱな設定はお許しをm(__)m

 

そうです、自分がこのような環境の人物であると

設定して、仕事に通うことにしたのでした

 

するとどうでしょう??

毎日バラ色の生活、天国でした(*^^*)

 

「囚人なのに、こんなに自由で快適でいいの!?」

「囚人なのに、お給料こんなにもらえていいの!?」

といちいち感動していました。

しばらくは、この方法で調子よく仕事に通うことができました。

 

しかし、実際私は囚人ではありません

月日が経つにつれ、設定人物になりきれなくなり、

バラ色があせてきました。

 

苦肉の策だった『わたしは模範囚』作戦。

これの効力終焉とともに退職願いを出し、

仕事を辞めることになりました

 

 

もし「仕事を辞めたい」と思っている方がいたら

この方法は使わないほうがいいでしょう。

 

罪を犯してもいないのに、自分を犯罪者と仮定し、

貶めるようなやり方は、実に自尊心を削ります。

後から反動に苦しめられます。

 

私もあなたも、そのままで尊い存在です。

何かできるから尊いのではありません。

 

そもそも私たちは、初めから素晴らしいのです。

あなたは、そのままで素晴らしい存在です。

どうか忘れないでください。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

              2022年5月27日