蝶のまばたき

もう死にたい、消えたい・・・無職アラフィフ独身女の雑記帳

大ざっぱな「繊細さん」

今日は蒸していますが、

先週に比べだいぶ気温が下がり、

過ごしやすかったように思います。

 

雨が降ったので、草木も少し

喜んだのではないでしょうか(*^^*)

 

と言いつつ、

私は一歩も外へ出ませんでした。

 

何も用事がなくても

とりあえず1日に一回は少し出歩いて

外の空気を吸いたいと思っているのですが。

 

午前中に起床し、少し本を読んだり、

動画などを見ていると

あっという間に夕方が来て、

気が付けば日付が変わっている毎日です。

 

このまま無職の引きこもりでいると

経済的に破綻することはもちろん

自分自身が荒んでおかしくなることは

目に見えています。

 

今も、時々我ながら

「よくこの状況で生きていられるな…」

と自分で不思議に思ったりします。

 

この状況でとは、

「この先何の希望のない状況で」

という意味です。

実際はただ死ぬ勇気がないから

生きているだけなのですが。

 

早く就活をしなくてはと思いながら

ネットで検索することすらしていません。

 

なぜかと言うと、一つは

右手右腕がよく効かない状態だからです。

 

事務系の仕事は大変人気が高く

中年には狭き門という事情もあり、

できれば体を使う仕事をしたいのですが

そのような職種全般、手をかなり使います。

 

自分の家事や用事であれば、

いい加減でもかまわず、左手を使って

下手に行うことが可能です。

 

しかし、仕事となると話は別です。

重いものを運ぶような仕事、また逆に

力は使わない細かい作業だとしても

継続して行うのは難しい気がします。

 

自分の引っ越しでは

全部一人で物の運搬を行いました。

少しずつゆっくり、右手になるべく負荷が

かからないよう工夫して作業をしました。

大きな家具はほぼすべて処分してあったのと、

自分のペースだからできたことです。

 

もう一つ就活を始めるのに

ためらってしまうのが、「自尊心」の件です。

 

当然ながら、仕事となれば一所懸命に

取り組む所存ではありますが、

「また自尊心を削られるのか…」

という負の思いがわきあがってくるのです。

 

どうやら私はHSPであるようです。

自分で言うのは少し憚られますが、

「感受性が強くて人一倍敏感な人」

のことを言います。

一言で「繊細さん」とも呼ばれるようです。

 

これは性格の問題と思われがちですが、

脳が生まれつき違うことによるものだそうです。

 



退職後だいぶ経ってからこのHSPを知り、

自分がかなりその特徴に当てはまることに

気が付きました。

 

私は前職(や前々職)に就労中、

常に疲れ切っていました。

仕事自体がハードで長時間だったことも

ありますが、それにしてもひどかったです。

 

疲れて眠すぎて、会社からの帰路、

電車のホームにそのまま布団を敷いて

寝たいと思う事もしょっちゅうでした。

(実際はできませんでした…💦)

 

帰宅後ベッドに上がるのが大変になり

処分した話を前に書いたこともあります。

 

~~前職の話に触れている記事もよかったらどうぞ♪

ある介護職の実態 - 蝶のまばたき

 

ところが周りの職員を見ると、

そこまで疲れ果てている感じはなかったので、

何となく違和感がありました。

ただ在職中は深く考える余裕がなく、

今になって気づくに至ったという感じです。

 

実は私はずっと自分の事を

大雑把でたくましく、細かいことを気にしない

HSPとは真逆の人間だと思っていました。

 

若い時には、一人バックパックで海外を放浪し

宿泊に相部屋や大部屋は当たり前、

ヒッチハイクや野宿の経験もあります。

知らない人の家に泊めてもらったり、

ハプニングも色々経験しました。

 

 

それが「繊細さん」だとは・・・。

後天的に脳が変わるということは

あるのでしょうか?

 

HSPも細かくは色々な型があるようです。

もしかしたら、HSPだからこそ

それとは反対の人になりたくて、あえて

たくましく振る舞っていた可能性もあります。

 

自分の事なのに、よくわからないなんて

不思議なものですね。

 

ともかく、仕事を探すにあたって

HSPという問題が一つの壁になっています。

また心身が疲弊して辞めることになるのが

思い浮かんで、怖いのです。

 

そうなると、やはり

繊細も何も言っていられない状況に

自分を追い込むしかないのかな、という気も

起こってきます。破滅ギリギリまで。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

            2022年7月4日