蝶のまばたき

もう死にたい、消えたい・・・無職アラフィフ独身女の雑記帳

最後の晩餐

 

今日のお昼はタイレストランです。

トムヤムクンラーメンとグリーンカレー

セットを食べてきました。

 

無職に1250円(税込)のランチは

なかなか懐に響きますが

支払い操作時の「ペイペイッ♪」音は

いつもながら軽快です。

 

タイ料理って、

なんでこんなに美味しいのでしょうね。

最近食べていませんが、

「ヤムウンセン(タイの春雨サラダ」)なんて

バケツ一杯食べたいぐらいです。

 

タイ調理定番のハーブパクチーが大好きです。

「香菜」「コリアンダー」とも呼ばれますね。

 

このパクチー、嫌いな人がすごく多いですね。

今日レストランで隣のテーブルに来た人も

早速「パクチー抜きで」と注文していました。

 

嫌いな人には、料理にどんなわずかな断片が

入っていても、すぐにわかるそうです。

 

パクチーについて

眉をひそめ、不快感を存分に表しながら

「雑巾の味がする」とか

カメムシ(orゴキブリ)の味だ」と言う人も

いるぐらい、忌み嫌われている場合もあります。

 

すごい憎まれようで、逆に笑ってしまいますが

食べ物などの嗜好って生まれつきですし

そこまで熱く嫌いになれることが、

自分には羨ましくなります。

 

~~「嫌いなものがあること」が羨ましい件はこちら♪

好きより嫌いが好き - 蝶のまばたき

 

私がタイ料理と初めて出会ったのは

22年前の、たしかドイツだったと思います。

(タイにはまだ行ったことはありません)

 

海外をバックパックで貧乏旅行をしており、

その期間も10か月以上は超えていた頃です。

長旅で体が疲れ切っていた時でした。

 

詳細は忘れましたが、

タイ料理など食べたこともなかったのに、なぜか

ある食堂でトムヤムクンを注文したのでした。

どんな料理なのかもよくわからずに。

(しかもタイ本国ではないという…)

 

出てきたスープを口にして衝撃でした。

「お、おいしい・・・」

酸味、辛味、甘味が同居している

今まで経験したことのない不思議な味で、

すぐに大好きになりました。

 

さらに驚いたのは、

「うっ、体が喜んでいる・・・」ということ。

食べながら、みるみる疲労が体から

引いていくのがわかったのです。

本当に体の細胞が喜んでいる感じです。

 

今までどんなビタミン剤や栄養ドリンクを

飲んでも、効いている実感がわかなかったのに。

ハーブやスパイスのパワーを思い知りました。

 

この出会いから、次にタイ料理を食べるまで

だいぶタイムラグがありましたが、

トムヤムクンとタイ料理は、この時に

自分にとって良いイメージとしてしっかり

植えつけられたことは間違いありません。

 

 

元々食いしん坊で大飯ぐらいの自分は

「人生の最後は何を食べようかな」

考えることがあります。

死ぬ前に食べたいものです。最後の晩餐

(実際の死に際が晩とは限らないけれど💧)

 

本当のことかどうかはわかりませんが、

モー娘。にいた加護亜依さんが

がいい」

と言った、という話が忘れられません。

 

言い回しは違うかもしれませんが、たしか

「味があると(この世に)未練が残るから」

という理由だったと思います。

あの若さとキラキラしさでこの回答。

 

加護亜依さんについて、

以前も今も詳しくは知りません。

 

しかし、妙に発言にリアリティを

感じてしまうのです。

(もれ聞いた噂の限りですが)育った家庭環境や、

まだほんの子供の頃から芸能界で

活躍した経緯を想像すると。

 

人気アイドルとして放つ光がまぶしければ

まぶしいほど、同じだけ影の部分にも思いを

はせてしまいます。

 

人から必要とされたり、チヤホヤされることは

単純に嬉しいでしょうけれど、

まだ自己の安定しない少女の頃から

「商品」として大衆に消費されること。

 

 

人生の最後は、やっぱりお寿司がいいかな?

やっぱりスパイスたっぷりのアジアン料理が。

いやいや、三途の川を渡る体力をつけるために

ステーキが・・・。

 

そう考えている自分はなんと

のほほんとしていることかと思いました。

 

最後に。

たまに、地球が滅亡する日が来たら

「レストランでぜいたくな料理を食べまくる」

みたいな事を言う人がいます。

でも、そんな日に誰も働きたい人はいないので、

給仕は無理なのではないかと思います。

(ここだけ冷静になってる💦)

 

やっぱり人類はAIに頼るしかないのでしょうか?

その前に、われわれ日本民族

食われずに残っているのかが心配です。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

         

               2022年7月5日