蝶のまばたき

もう死にたい、消えたい・・・無職アラフィフ独身女の雑記帳

自分を守る自分

このブログ、

なんとか毎日更新していますが

さすがに書くことがなくなってきました。

何しろ単調な生活をしています。

 

最寄り駅のある鉄道会社でまた

人身事故のニュースが出てきました。

先日起きたばかりなのに。

 

同じニュースが、別の通信社から

翌日以降も報じられることがありますが

また別の新たな人身事故でした。

 

どこで起ころうと、辛く悲しいものですが

近くで起こると、さらに身に迫るような

何とも言えない気持ちになります。

 

ニュースを見たときに、

体が一瞬「ウッ」という、軽いボディブローを

受けたような反応をします。

 

「軽い」といっても気持ちが軽いわけでは

もちろんありません。

ショックを表しているというより

どうやらショックを抑えようとして出る

反応なのではないかと思います。

 

 

こうした反応について、ふと

電車内でのある経験を思い出しました。

 

ある日通勤での乗車中、混んでいて座れず

ドアの近くに立っていました。

ふと、パッと前を見ると、サラリーマンらしき

スーツを着た男性が立っていました。

 

目線を上に上げ、その男性の顔を

何気なく見た時です。その瞬間、

私は自分の片足を「バンっ」と地面を

やや強く、一回踏み鳴らすようにして、

その場を耐えました。

 

その男性の左目の周辺が

まるでハリウッドの特殊メイクのように

奇怪な紫色のでこぼことした

状態だったからです。

 

穏やかな表現にしていますが、

わざとそうしているかのような顔…。

(その方には大変申し訳ありませんm(__)m)

幼児であれば「怖い」と言って

泣き出すレベルで、私も思わず

「ギャー!」と声が出そうになりました。

 

しかし、その反応はあまりにも不適切だと

脳と体は瞬時に判断したのでしょう。

表情は全く変えずに

そのショックを最小限の形で放出すべく、

「足を踏み鳴らす」という行為をしたのです。

 

しばらくたって冷静になると、

色々な思いが出てきました。

 

お顔の状態とスーツのギャップに

「部署はどこだろうか」

「サラリーマンの仕事に支障はないのだろうか」

「現代医療であれば、もっと良い状態に

変えることは容易なのではないか」等々。

 

それは、大変勝手で恥ずべきことながら

「突然驚かされた」という一種の不本意さも

自分の中にあったからかもしれません。

 

先天的なものなのか事故なのかは

わかりませんし、何かの事情で手術が

不可能、もしくは行わないのかもしれません。

 

ただ「気の毒」「かわいそう」

といった言葉で片づけるには

大変ショックな出来事であり、

その方にも逆に失礼であるような

そんな気持ちが残っているばかりです。

 

それにしても、体とはすごいものですね。

無意識レベルで、全身で「自分」を常に

守っています。

これも一種のホメオスタシスの働きといって

いいのでしょうか?

 

 

今日も1000文字以上は書くことができました。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

           

            2022年7月2日