蝶のまばたき

もう死にたい、消えたい・・・無職アラフィフ独身女の雑記帳

友だちはいますか?

SNSやBBS(←覚えたて💦電子掲示板のことですね~)

などのネット上で

「友だちが全然いない」

+「友だちは必要ない」

といったトピックや発信を見ることがあります。

 

そして、そこに「私も!」「私もです(^^)」という

コメントが次々寄せられたりして

一定の盛り上がりを見せています。

 

はっきり言って、

私はそういう発信をする人の

「友達がいない」を信じていません。

そういう人に限って(とあえて言います)

結婚して伴侶や家族がいたりします。

地域やその他で、基本的な交流をしっかり

行っていたりします。独りぼっちではないのです。

 

地域や社会で交流をする相手は

「友だち」ではない、というかもしれません。

「知人」だよと。

しかし、人生の伴侶がいる時点で

「なんだ、(友だち)いるじゃない・・・」と

(勝手に)裏切られた気持ちになります。

 

伴侶(配偶者)は、婚姻によって結ばれた

特殊な関係とはいえ、一番の「友」では

ないのでしょうか?

理解者として、精神的なつながりとして。

冷え切っていたとしていても、縁を切らない限りは。

 

本当に友達がいない人は、

「友達はいません、必要ありません」

という発信はしないと思います。

別の話題の流れで触れることはあっても

メインのトピックにわざわざ持ってくることは

ないでしょう。

 

私は過去に面と向かって「友だちいないでしょう」

と人にはっきり言われたことがあります。

一回は高校生のときです。

 

中学生の頃はそれなりに友達がおり、

学校で楽しくやれていましたが、

高校に入ると、見えない壁ができたかのように

周囲になじめなくなりました。

 

皆が話していることが、何が面白いのかわからず

ついていけませんでした。

幸いいじめに遭うことはありませんでしたが

そのような状況が辛かったです。

友達がいないことが、というより、

「周りの人と通じあえない」という感じが。

 

高校2年のある日、二者面談のとき

担任から「お前友だちいないだろ」と言われました。

その通りなので「はい」と答えたと思います。

その担任は、生徒思いの先生として人気があるよう

でしたが、私は好きでも嫌いでもありませんでした。

 

もう一回は20代後半でした。

ある男性と交際をしているのか、そうでないのか

という関係のときです。あるとき突然

「〇〇さん(私)は友だちいないでしょ」と言われました。

 

この人は喫茶店で私と会うのに、

読むための分厚い本を持ってきました。

そんなに頻繁に会っているわけでもないのに。

まだお互いによく知らないときです。

他にも、いろいろ気にかかることがあり

わりとすぐに、さようならをしました。

 

異性と交際へ至るのかどうか、というような

機会は、私にはめったに訪れないことです。

いや~、もったいないことをしました。

 

今の私なら、喫茶店で会うときに本を持ってきた

相手に対し、少しずつ尋問しながら

じわじわ責め立てたことでしょう。

「その本は何ですか?」「持ってきた理由は?」

「ここには何を目的に来たのですか?」

「どの段階で本を開くつもりですか?」等々。

 

せっかく堂々と人をいびれる絶好の機会

だったのに、もったいないことをしました

今でも悔しい、それだけが心残りです。

(実社会で人を嬉々として責め立てられる

機会などめったにありません。)

 

「友だちいないでしょう」と言われたことが

他でもあったと思いますが、

特にハッキリ覚えているのが上記の2回です。

単純に失礼だと思いました。

なぜなら、「友だちがたくさんいる」=「良いこと」

という価値観が、まだまだ大手を振っていた時代だからです。

 

「友だちはいない、必要ない」発信をする人に

そのような経験をした人はいるのでしょうか?

確かめる術はありません。

(いや、術はあると思いますが、結果

 自分が傷つくだけのような気がするから…)

 

では、なぜわざわざ発信するのか?

何となく分析はできていますが、

はっきり言語化ができていません。

(というより脳が拒否しているのかもしれません)

 

今度また機会があったら、書きたいと思います。

なぜ、「友だちがいない、必要ない」

と言いたがる(人がいる)のか?

 

「友だち100人できるかな」が古くなった今

子供たちに、もし友だちについて聞かれることが

あったら、あなたはどう答えますか?

 

私なら自分の場合に置き換えます。

昔とちがって、子供たちを取り巻く状況も

複雑でしょうし、人のことはわからないから。

 

「私だったら、友だちは、

 多くなくていいから、ほしいと思う。

 ただ、無理して作る必要はないと思ってる。

 あなたはどう思う?」

 と、そのまま正直に答えようと思います。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました

 

 

              2022年6月14日