蝶のまばたき

もう死にたい、消えたい・・・無職アラフィフ独身女の雑記帳

新しい生命体より

何かまた政府関係のイヤ~なニュースが

耳に入ってきましたが、止めときます。

なのでまた自分語りにm(__)m

 

今日は美容院へ行ってきました。

白髪染めとカットです。

前回の施術から2か月半以上経過

しましたので、だいぶ髪が増えました。

 

自分の場合、髪の量が非常に多いため

いつもかなり梳いてもらっています。

(「すく」ってこういう漢字なんですね^^)

 

そうすると時間の経過で、髪が「伸びる」

というより「増える」といった状態に

なります。「ふくらむ」でも可。

「ふえるわかめちゃん」みたいなイメージで💦

 

カット後、髪の長さは大きく変わらずとも

床を見るとすごい量の髪が。

床を見つめながら「すごい量ですね」(私)

「だいぶ切りましたね」(美容師さん)

のいつものやり取りが交わされます。

 



美容院の楽しみは、美容師さんとの会話や

他のお客さんの様子を垣間見ることができる、

というところでしょうか。

(雰囲気だけでジロジロ見たりはしません

 ので、ご安心ください^^)

 

今日、びっくりしたことがありました。

席を一つ二つ空けて左隣のお客さんと

美容師さんの会話が盛り上がっていました。

 

わりと大きな声だったので、

全部の内容は聴き取れないまでも

会話の断片が耳に入ってきました。

 

子供の扱い方、接し方についての話を

されており、お客さんの方は、声と口調から

(元気な)60代~70代の方だと思いました。

年齢が年齢だけに経験が豊かななんだろうなぁ

と。自分が介護の仕事で接した高齢者をふと

思い出したりして。

 

そのうちその方の施術が終わったのか、

ガタガタ帰り支度の様子があり、ふと

そちら方向にちらっと目を向けると・・・

なんと若い方だったのです!👀

小さいお子さんもキッズルームにいました。

 

マスクでしたし、遠目からで年代ははっきり

しませんが、30代周辺だと思います。

行っても40代の前半か…?確実に自分より

年下でしょう。

 

少なからずショックを受けました。

というのは、かねてから自分に貫禄がないこと

がコンプレックスでもあったので(>_<)

このお客さんの世慣れ感たるや…。

 

以前仕事をしているとき、お客さんや

連携している他組織のスタッフなどから

どうも若く見られることが多かった。

軽く扱われるのではという心配が常にありました。

 

「若く見られる」というのは肉体的・容姿的

にそう見られるわけではありません。

そう勘違いできたら嬉しいことですが、

醸し出す雰囲気が「未熟」ということです。

精神的な問題です。

 

これはもう、私の今までの生き方がそう

させているのだと言わざるを得ません。

成長とともに通常経験するであろう通過儀礼

を経ていないことが大きいと思います。

 

その通過儀礼の中の大きなものとして

「結婚」や「子供を持ち親となる」という

ことがあります。

自分が家族を支える「妻」や「母」など

保護者の立場になったことがないので、

いまいち周囲の人への対応がわかりません。

特に若者や子供への接し方です。

 

変な表現かもしれませんが、

敬語から解放される機会を失ってしまいました。

 

大人になり母親になるということは、

「敬語を使わなくていい」ということなのですが、

私は子供のままの立ち位置ですから、

どうしても誰にでも敬語を使ってしまいます。

アラフィフの今でも、相手が子供でも。

 

ただ、中年が丁寧すぎる言葉遣いだと

若い相手の場合、居心地が悪そうで、

わざとタメ口にすることはあります。

(自分は居心地が悪いですが仕方ない)

 

バリバリの仕事人にもなれず、

肝っ玉母ちゃんにもなれなかった場合

不器用な独身中年女性(ニート

どのように生きていけばいいのだろうか?

まさに日本史上、最近まで存在しなかった

新しい人種です。(←いばれないケド)

 

あまり卑屈になっても仕方がありません。

物事には必ず「表と裏」「光と影」が

あります。

何かを得れば何かを失い、何かを失えば、

別の何かを得ることができるはずです。

 

ただ、どのような人種・立場であっても、

自己肯定感は必ず必要なものです。

前提としてこれだけは失ってはいけません。

 

自分の存在意義をどこに求めればよいのか。

この問題はまだまだつきまといそうです。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

  

 

          

            2022年8月31日