蝶のまばたき

もう死にたい、消えたい・・・無職アラフィフ独身女の雑記帳

大王が憧れた男

ここのところ、国を現状を憂う記事が

また続いてしまいました(>_<)

あまりやっていると体に良くありません。

 

なので、今日は打って変わりまして

楽しいことや好きなことを考えたい

と思います(*^^*)

 

自分の「好きなものorこと」リストから

いくつか紹介します。

 

①歩くこと、散歩

いきなり王道と言いますか普通な感じで。

好きな方は多いのではないでしょうか?

 

歩くって、良いこと尽くしなんですよね。

お金がかからない、健康に良い、気分が良くなる

色々な景色に出会える・・・。

 

唯一の難点は靴が早くすり減ることでしょうか。

ちなみに寒い冬の散歩が一番好きです。

 

②買い物袋から出たネギの先

散歩などでスーパーの近くを通りますと、

買い物帰りっぽい人を見かけます。

 

エコバックや袋物からネギの青い頭

ピコッと出ているのを見ると無条件で

嬉しくなるんです。

 

おっと、「ほっこり」という言葉は

苦手なので使いませんよ。

 

味噌汁に入れるのかなぁ、刻んで納豆に

入れるのかなぁと想像が広がり、

幸せな食卓が浮かんでくるようです。

 

絵的にもネギがバッグの底から生えている

みたいで楽しいですね(*^^*)

 

③子供のキャーキャー遊んでいる声

どうも自分は「HSP」らしいので

雑音や騒音に大変弱いです。

そのため、日頃お店での買い物すら

ストレスを感じているぐらいです。

 

butterfly-blink.hatenablog.com

 

ところが、公園などで子供のキャーキャー

遊んでいる声は気にならないんですね。

「わ~い元気だな」「やっとるやっとる♪」

と幸せを感じます。

 

野外とか遊ぶべき場所だからでしょうか?

これが同じ集合住宅の上下とか左右での

声ならまた別かもしれませんね(^^;

 

たまに電車などで赤ちゃんが

盛大に泣いていることがありますが

嫌では全然ありません。

あまりに長いと心配にはなりますが。

 

④猫の後ろ姿

猫ってなんなんでしょうね、本当に。

なんでもない街角でも、猫が一匹佇んでいると

それだけで絵画になってしまうような。

 

どんな体勢でも猫はかわいいわけですが、

私は後ろ姿が最も好きです。

あの曲線がなんともいえない、

たまらないですよね(杉本彩風に低音で)。

 

次に好きなのは横顔です。

加齢にも負けない猫のかわいさよ。

 

ディオゲネス

いきなり紀元前のお方でございますよ👀

B.C.5C生まれ、古代ギリシャの哲学者です。

「B.C.」言うぐらいですから、もちろん

西洋世界最大のヒーロー、キリストさんも

まだ生まれていません。

 

このディオゲネスさん、究極のミニマリストです。

前に触れたスティーブ・ジョブズ

マーク・ザッカーバーグも目じゃない。

レベル・次元が違います!(←まず「時代」がね)

 

butterfly-blink.hatenablog.com

 

有名な人ですからご存じの方も多いと

思いますが、まず、住まいが「樽」です。

権威を嫌い、自由で質素な生活を極めたので

奇人変人エピソードが盛りだくさんです✨

 

※このような樽を横にして住居に

 

アレクサンドロス大王との逸話も

痛快なのですが、中でもやっぱり一番は

「コップを投げ捨てるディオゲネスですね。

(絵画にもなっています)

 

子供が手のひらで水をすくうのを見て

「まいりましたm(__)m」とばかりに、

自分の唯一の持ち物であるコップまで

捨ててしまったというお話です。

(お皿、お椀と言う説もあり)

 

いや~憧れますね。

ここまでになれたら、もういっそ、

ほとんどの精神的悩みから解放されそうです。

物理的に生活は超不便で過酷でしょうけれど💦

 

よく考えたら、人類の歴史上

一般庶民がこれほど物を所有するように

なったのは、ほんの最近のことなんですよね。

しかも富める諸国、階層のみ。

世界の地域によっては、

まだそうでない国がたくさんあります。

 

人類は、ミニマリストを余儀なくされていた

時代のほうがはるかに長い。

そして、今も物資不足で「生きること自体」

大変な人々が大勢いることは

忘れないようにしたいと思いますm(__)m

 

 

以上「好きなもの、こと」を5つ挙げましたが

最後に「嫌いな物」をば1つ・・・。

 

それは靴屋さんにある「足元用の鏡」です。

最近専門店に行かなくなったので、あまり

見かけなくなりましたが、もうイヤでイヤで💧

 

だって足元だけ映してどうするの?

全身トータルで見なきゃ意味ないでしょう?

そういう意味では、帽子屋の頭部だけ映す鏡

も大嫌いです。憎んでいます。

 

ずっとそう思っていたら、ある日読んだ

伊丹十三さんのエッセイにも同じことが

書かれていて安心しました。

同じことを思っている人がいたんだ、と。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

    

          2022年8月19日