蝶のまばたき

もう死にたい、消えたい・・・無職アラフィフ独身女の雑記帳

「生き地獄」を検証する

秋のブログマラソン15日目🏃

 

日雇い派遣の仕事は、最長でも労働時間が

8時間までの所を選んでいます。

しかし今日初めて、それに+3時間という

長時間の就業場所に行ってきました😲

しかも自分が苦手な食品工場です。

 

ではなぜそちらを選んだかというと

そこで働いた人の、ある過去コメントを

見たからです。なんと、

「生き地獄だからやめた方がいい」

というのです👀!

 

「地獄」という表現はもはやありふれていますが

「生き」がつくとなかなかのパワーワード

いったいどんな職場なのだろう??と

逆に行ってみたくなりまして。

 

具体的には、トイレに行かせてもらえないとか

外国人就業者に「オマエ、アタマオカシイノカ」

と罵倒されたとか、嘲笑されたとか等々…

他所ではちょっと見かけない負の文言。

(実際C国では、まともにトイレ行けない職場が

 存在するようです。石平さんが言っていました。)

 

※石平(せきへい) 主に中国、日中関係専門の

 国際問題評論家。C国出身ですが、日本に帰化され

 ています。 安倍神像神社にも深く関わっておられます。

 

「オマエ、アタマオカシイノカ」って

言われる場面はまずないですからね。

普通に社会で生活していて。

もし言われたら、貴重な機会だと思いました^^。

 

もちろん反撃しますよ。

Shut your mouth!とかwatch your mouth!

いや英語でなくても「もう一度言ってみな」とか、

「オカシイのはアナタです」とか。

日本人が皆おとなしいと思ったら大間違いぜよ。

 

募集の注意事項に、

外国人の方が大変多い職場なので、

「丁寧語が使えないこともある」

という旨が記載されていました。

しかしながら、上記の罵倒については

それ以前の問題だと思います。

人としてどうかということなので、そこは

意思表示をするべきかと。

 

というわけで、

その職場が本当に生き地獄なのかどうか

検証してきました。

さて、結論としては・・・

そんなことはありませんでした(^^)

 

長時間の単純同一作業は個人的に辛かった

ですが、地獄ではありませんでした。

以上、終わり。

 

 

これではあまりにあっさりすぎるので

もうちょっと書いてみます💦

 

トイレに関しては(お昼休憩は除く)

トイレタイムで声をかけられたのが一回。

あとはラインの切りがいい所で

一応社員さんに声かけをして、普通に行くことが

できました。

流れ作業中でも、どうしても緊急で行きたい場合

近くの人に言って、どうにかなりそうでした。

(ただ、自分の持ち場を一時的に代わってもらう

 人が必要なので、勝手には行けません。

 あと深刻な状況であることの意思表示ですね。)

 

 

暴言や嘲笑については、ありませんでした。

ただC華圏と思われる方のぞんざいな指示の

口調や動作というのは見られました。

これはもうあるある、というのかお国柄と

いうのか仕方ありません。

 

かと思えば、すごく親切にしてくれる

方もいらっしゃいましたね。

初回の私が色々まごまごしていると

「大丈夫、大丈夫」と。

ユニホームの着方を直してくださったり

すごく細やかで面倒見の良い方で。

人生いろいろ、C国人もいろいろ。(←小泉さんかい💦)

 

外国の方の人数もさることながら

その出身国の多さも。

C国はもちろん、ブラジル、ベトナム、ネパール…

廊下の壁には日本語のほかに、

英語、中国語、ポルトガル語

ベトナム語ネパール語と六か国語の表記が。

 

また、更衣室に黒人の方がおられたので

何語で話しているのかと聞いたところ

「ガーナ語」ということでした。

 

就業者(派遣は除く)の帽子の横には

本人の名前がカタカナ(や漢字)で

記されています。

そういえば作業現場でお一人、

帽子の名前は日本名ですが、どう見ても

C華圏出身だろうなという方がいました。

 

時々彼女の話す日本語がポツポツ

聞こえてきますが、発声の仕方がネイティブの

それではなかったです。

日本語はまず、声の出し方が全く違うのですね。

これは良い悪いの話ではありませんので

悪しからず。

 

日本人として日本に生まれ生活していると

意識が行きませんが、不安定な情勢の外国出身の

方には、色々複雑な事情があることと思います。

そもそも国や民族のたどってきた歴史が

複雑ですから。たいていの国は。

 

前にも度々申し上げた通り、

古来より日本はずっと「日本=日本人が住む国」

という、世界でも珍しい国です。

日本が単純すぎるのです。

そのあたり単純でいられたんですね。今までは。

 

外国人就労者の方に対して、

幸福でがんばって頂きたいという気持ちがある一方。

着用ユニフォームにある「特定技能」という文字に

複雑な思いがするのは否めません。

(さっきから「複雑」ばかり言っています。

 語彙の貧困さよ>_<)

 

廊下やトイレなど至る所にある

複数言語の注意書きを見ながら、

管理する工場職員さんの苦労はいかばかりかと。

 

単発派遣労働者もたくさん来ていて、

私たちへの案内や指示も大変だったと思います。

最後まで気持ちよく対応してくださいました。

ありがとうございましたm(__)m

 

 

最後に、外国人の方々が(私たち派遣も)

現場では明るく一所懸命働く姿があったことを

申し上げておきたいと思います。

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。