蝶のまばたき

もう死にたい、消えたい・・・無職アラフィフ独身女の雑記帳

中年ニート in 明るい北朝鮮!?

先日、「脱・中年ニート」するところだった

記事を書きました。前回の続きです。

 

↓これですね

butterfly-blink.hatenablog.com

 

私は元来、組織への帰属意識が低く

正規・非正規問わず定職は

ほとんど諦めていました。

 

しかし、もうやらない!と思っていた

介護のある施設で勧誘され、

今度は「いけるかもしれない」と

思ってしまったんですね。

 

しかし、使用期間内3か月弱で

ギブアップ。(7月上旬~9月まで)

 

それにしても世捨て人の恐ろしさよ

たった週2~3回勤務といえど

給与明細の金額を見てびっくり。

こんなにもらえるんだ😲!と。

 

いや、普通に働いている人から見たら

そりゃ~、もう低いですよ💦

 

でも、3年以上ずっとニート

の人間からすると、そう見えるんです。

だって、たまに日雇いをするぐらいで

常に赤字ですからね。

 

お金と生活のことだけを考えれば

辞めたりしないでしょうね。

でも、私は迷いはなかったです。

というか、もっと早く辞めておけば

よかったかもしれないと思いました。

 

使用期間終了に近い

9月いっぱいまでは…と

がんばってしまったんですよね。

月末締めにしたほうがキリがよくて

書類的にも面倒がないと思ったのも

ありますが。

 

では、なぜ辞めたかというと

なぜだと思いますか?

 

私がもっとも嫌いなのが、嘘や偽善です。

施設の理念や方針に共感して

入職したのに、実は全然違ったのです。

 

その理念というのは、簡単に言うと

創造性自由を謳っていたんです。

「施設」ではない施設を目指していると。

 

↑※必ずしも文言は、その施設で使われている

ものと同じではありません。

理念に使われているワードを具体的に

紹介したいですが、控えます。

深海魚ブログとはいえ念のため。

 

施設長が時間をかけて情熱的に

語っていたのですよ。

お試しの単発で入ったときも、

入職後のオリエンテーションでも。

その立派な方針について、自分の

これまでの実績を交えながら。

 

施設理念のほか、

施設開設にあたっての思いや取り組みが

書かれたプリントももらいました。

そこには素晴らしいワードや文言が

たくさん書いてありましたね。

(哲学用語もね)

 

そのうちの1枚は意味不明なポエム的

散文が書かれていてね。「あれっ?」と

ちょっと違和感を感じたことは覚えています。

(自分に酔っている感じ…)

でも、その時には「実態」に気づけなかった(>_<)

 

はっきり言ってしまいましょう。

施設長の独裁国だと思いました。

あくまでも私の主観ですが。

 

我が国・日本が「明るく豊かな北朝鮮」と

揶揄されることがありますが、その

施設版といいましょうか。

 

お腹いっぱい食べられ、

衣食住は満たされており、

一見自由はあるが…というヤツですね。

 

そう、その施設長も一見

自由で柔軟な思考の持ち主に

見えるんですよ。

 

はじめ、この施設の理念を聞いたとき

職員が活発に意見を出し合う場面を

想像してしまいました。

「こうしたらどう?」とか

「こうした方がいいんじゃない?」と

いう会話が飛び交うような。風通しのよい。

 

実際は、そんなことはなく…

朝は朝礼があるのですが、ほぼ

「施設長の叱責タイム」

のように見えました(>_<)

 

ミスをした個人に対し、

パワハラ同然の攻撃口調。

それも気に入らない人や特定の人に対して。

もちろん毎回攻撃があるわけはないですよ。

 

あと、例えば、同じことをしても、

Aさんなら怒らないが、Bさんなら叱責

ということもありました。

また、気分次第でものを言う傾向。

自分の思う通りに行かないと

イライラを表に出す様子もよく見られました。

 

というより、もっと分析すると

自分からイライラを探しているような

感じが見られましたね。

アドラー心理学ではありませんが。

 

施設長本人は

「お前らが間違ったことをするから

俺がイライラして怒るんだ」と思って

いるかもしれません。

 

しかし、実際は「お前らに怒れる俺」

=「つまり自分が上であるということ」を

確認するために、イライラする(材料を探す)。

そのように見えましたね。私には。

 

※ではなぜ、自分が上であることを

 いちいち確認する必要があるのか。

 自分に自信がないからだと

 私は思っていますが、どうでしょうか。

 

はじめから「自由がない普通の施設です」

と言ってくれればよかったんです。

自由なんかないのに「自由がある」

創造性なんかないのに「創造的な活動を」

と言うから嫌でした。

 

ダブルバインドが一番嫌なんですよ。

「ここは俺の独裁です。文句は

 言わせません。」

と正直に言ってくれれば、

私はここに来なかったのに。

 

まぁ、独裁者がそんなこと

言うわけがないか💦

きれいごとで固めるのが共産主義

常套手段かぁ。

 

ちなみにナンバー2とナンバー3の

男性がいたのですが、将軍様のいいなり

でしたね。さもありなんでしょうかね(^^;

 

ただ、当たり前ですが、施設長は

ご利用者さんには優しいです。

(施設長は直接的な介護はしませんから)

スタッフ個人は皆いい人が多いので、

念のため記しておきます。

 

 

 

お読みいただき、ありがとうござました。