蝶のまばたき

もう死にたい、消えたい・・・無職アラフィフ独身女の雑記帳

世も末吉?(後編)

1月3日に都心への初詣&新春散歩に

行きまして、その模様を

昨日と今日に分けてお送りしております。

 

前後2回に分けるほどの内容でも

ないのですが・・・後編に参ります🐾

 

昨日は清水谷公園にある「大久保公哀悼碑」

の説明版の劣化について、千代田区に文句を

言って終わりました。なぜ修繕をしないのか。

 

ここを訪れたとき、すぐそばのスペースで

小学生らしき子供たちが集まっていたんですが、

このような少年少女に知っておいてほしいわけ

ですよ。日本のことを。

 

近代において、我が国がどのようにして

欧米列強の侵略から免れ、国を強くし

厳しい国際社会で渡り合ってきたのか。

そこにどれほどの苦悩があったのか。

 

それを正にトップで牽引し、非業の死を遂げた

一蔵どん(大久保公)です。

彼の功績をもっと知ってほしいと思います。

 

純粋素朴でどこかユーモラスな印象がある

西郷さんと違って、人気はないかもしれません。

(あくまでも印象の話です)

 

謀略に長けた所(孝明天皇の暗殺疑惑等)や

新政府への反乱に対する処遇(江藤新平のさらし首等)

など、冷酷残忍なイメージもある一蔵どんですが、

政治ですからね。きれいなだけでは大事は為せません。

この時代、文字通り命がけです。

 

いえ今だって、真に日本のためになることを

やろうとすると安倍さんのように…(涙)

 

あ、後半の初詣と散歩でしたね💦

清水谷公園の後は、赤坂見附から

青山通りへ。

豊川稲荷 東京別院の前を通ります。

 

はい、通っただけです。

だって人の行列がすごいんですもの👀

↓↓入口です

↓↓外にずら~っと参拝待ちの行列

 

ここはジャニーズ御用達の神社ですよね。

随分前の話ですが、少年隊のヒガシと森光子さんの

名前が入った奉納提灯が2つ隣同士で仲良く並んで

いたのを見たことがあります。

今はどうなんでしょうね。

若い後輩たちもお参りしているのでしょうか。

 

そして青山通りをもう少し歩くと

高橋是清翁記念公園があります。

 

↓↓公園内に高橋是清翁像があります

 

高橋是清(これきよ)は

首相や蔵相など大正から昭和初期に

活躍した政治家です。

昭和11年2.26事件で暗殺され

83歳で亡くなりました。

 

特に蔵相はなんと7回就任し、

日露戦争の戦費調達や昭和金融恐慌時など

優れた政策で何度も我が国の危機を救った

大人物。

 

しかし軍部が暴走し戦争に突き進む中で

軍事予算をめぐり軍部と対立。

そして青年将校の恨みを買い、自宅の2階で

銃撃されてしまいます。

この公園はその邸宅があった所です。

 

それにしても、この方の半生が

そのまま大河ドラマになりそう。

ものすごい苦労人で波乱万丈すぎるのです👀

 

少しだけ紹介しますと

10歳でヘボン塾(あの「ヘボン式」のヘボン)で

英語を学んだそうです。それはいいのですが、

13歳で欧米留学するとき、世話役(外人・貿易商)

に学費や渡航費を着服されてしまいます。

 

しかも、その世話役の両親に「年季奉公」の契約書に

サインさせられ、オークランドのブラウン家という所に

売り飛ばされてしまいます(>_<)

そこで牧童や葡萄園など過酷な労働を強いられ…

つまり「奴隷」契約ですね。

 

ねっ、出だしからこれですよ、

すごいでしょ?💦

外国での「奴隷」身分から、

最後は総理&大蔵大臣ですからね~。

(間をはしょりすぎですね^^;)

 

 

さて、この公園の後は乃木坂方面に向かい

乃木神社へ。

 

あの有名な乃木希典陸軍大将を祀った

神社ですね。

 

↑↑わりとすぐに参拝ができました。

 

 

↓↓宝物館では乃木大将の歴史や遺品などを

見ることができます。

 

 

隣接する乃木邸宅跡は閉まっていていて

入ることができませんでしたが

また次回訪れてみたいです。

 

乃木大将も本当に波乱万丈と言いますか

エピソードに事欠かない劇的な人生を

送られた方ですよね。

また今度改めて詳しく触れてみたいと

思います。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

  

              2023年1月5日