蝶のまばたき

もう死にたい、消えたい・・・無職アラフィフ独身女の雑記帳

犬も歩けばお伊勢に…

だんだんまずいことに

なってきています。

 

とうとう午前中に体が起き上がれなく

なってきました。

午前中寝ている分、夜中眠れないため

昼夜逆転気味になっています。

 

この二日間天気が良かったですが

一歩も外に出ていません。

意外と(照りつくような)晴天は

無職・引きこもりにとってプレッシャーに

なります。

 

 

イソップ物語の寓話か何かで

有名な「北風と太陽」の話があります。

どちらが旅人の上着を脱がせられるかで

力くらべをするするお話ですね。

 

ここでは「太陽」の勝ちで、良い方の

対応策として語られるわけですが、

引きこもりにとっては、北風も太陽も

どちらも迷惑です。というか嬉しくないです。

 

必ずどちらかを選べというならば、

今の自分の心境では

北風のほうがまだ清々するかもしれない。

荒ぶる強風でもって、おのれの体も、

世の中の善も悪もすべて吹き飛ばしてしまえ。

ってなもんです。(やけくそな、にわか詩人現る?)

 

 

体感4畳半の狭い部屋で、死んだ魚のように

一日中じっとしていると、

本当におかしくなりそうです。

かといって外に出る元気が出ないのです。

玄関から一歩でも出れば気分は変わると思うのに。

ゴミ出しもしませんでした。

 

完全に昼夜逆転が定着してしまうと

かねてから恐れていた自己放棄状態

セルフネグレクトへまっしぐらです。

 

~~セルフネグレクトについて触れた過去回があります

  孤独死上等兵 - 蝶のまばたき

 

なんでもいいから一日に一回は

外の空気を吸わないとおかしくなりますね。

明日はさすがに外出しないと、

と思っています。

 

また早朝に起きられる生活に戻したいです。

早朝起きられなかった時点で、その日1日

だらしないような、ダメダメな感じが自分に

漂ってしまうのです。

(早起きしてもダラダラしていますが💧)

 

無気力すぎて、今何かやりたいこと

というのは思いつかないのですが、

「シンプルな生活がしたい」という気持ちは

ずっと前から持っています。

そのために、普段から断捨離を心がけ、

ミニマリストを目指しています。

 

~~断捨離・ミニマリズムについて、過去回もよかったらどうぞ♪

さよなら物類♬ - 蝶のまばたき

猫になりたい - 蝶のまばたき

 

 

できれば、時代劇によく出てくる

庶民・町民の長屋生活が理想です。

室内には、小さな行李(柳や竹で編んだ入れ物)

とたたんだ布団があるだけ。

 

夜明けとともに起床して働く。

陽が暮れたら仕事を終え、夕食を食べる。

ろうそくの灯りで読書や書き物、縫いもの

をしたりして・・・。

 

衣類や道具はわずかしか持たず、

すぐ旅に出られます。

頭に笠をかぶって、風呂敷を背負い、

「お伊勢参りにでも行ってみましょうか」

なんて。楽しそうではありませんか。



昔は今現在の都道府県と違って、

「藩」が一つの国のような感じでしたから

それぞれの土地で、風土や文化、特色が色濃く

差異が際立っていたでしょうね。

不便だけれども、徒歩旅行が一番じっくり

土地土地の良さを味わうことができると思います。

 

ところで「お伊勢参りで思い出しました。

最近初めて知ったのですが、

江戸時代、「犬のお伊勢参りがあったことを

ご存じでしょうか?

今みたいに飼い主が犬を一緒に旅行に

連れて行くんじゃないんですよ。

犬が単独でお伊勢参り行くんですよ!

 

街道が整備され、庶民の旅もさかんになると

「おかげ参り」といって伊勢神宮参拝もブーム

が巻き起こったそうです。

ところが、体が弱かったり、年を取ったりで

自力でお参りできない人もいたため、

ご主人の代わりに犬に伊勢参拝をしてもらうと

いう現象が起きたようです。

 

犬が、代理参拝とわかるように、お札や

お布施などに必要なお金を首に下げて旅をします。

道中では食べ物や水、寝床が与えられたり、

道案内をしてもらったり、多くの人の様々な

助けがあったそうです。

なんて親切なんでしょう(涙)

 

そのようにして当時のワンちゃんたちは

単独で伊勢参りを果たし、

無事に飼い主のところへ戻ったそうです✨

にわかに信じられないような話ですが、

「参宮犬」が数多く目撃され、実際に

詳細な記録がいくつも残っているようです👀

 

 

やっぱり日本人は善良で優しいですね。

だってこれ、どこかの国だったら

出発してすぐ、首に巻いたお金を強奪され

犬本人は惨殺かお鍋の中ですよ。

グツグツ煮込まれていますよ、本当に。

 

今だって、もし参宮犬がいたとしたら

日本人だったら声をかけて親切に世話すると

思いますよ。

 

だから岸田さん頼むから、国防軍事費

速やかに増額してくださいよ。

2%でも全然足りないんですよ、現場は。

(国自体が亡べば元も子もないでしょうに)

 

ウクライナは今ロシアと戦っていますが

日本が有事となったら、

ロシア、中国、北朝鮮と三国を同時に

相手をしなければならないんですよ。

そうなれば、日本民族全員お鍋の中になる危険性

が大であることをよく肝に銘じてほしいです。

相手は「参宮犬」など到底成立しえない国だと

いうことを。

 

最後全く予想外の着地点となってしまいました💦

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

           2022年6月20日